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皆様よくご存知の柳宗理のカトラリーシリーズです。ナイフやフォーク、スプーンが用途ごとにわかれておりまして、何にしようかライフスタイルを考えつつ、選ぶのもまた楽しいものです。ヒメフォークなどはあまり使わないのに、その可愛らしさと完成度から思わず欲しくなってしまいます。とくにスプーンは秀逸でミルクココアをかき混ぜるとき、ものすごく良く混ざりますし、アイスクリームを食べるときの舌の感覚も、う〜む良くできているなと実感してしまいます。私は以前からキッチンウエアやカトラリーは柳宗理のみで、他のデザイナーさんのものは良く知りませんが、定番になる工業デザインはものすごく頭の良い方じゃないと作れないなぁと、ものぐさな私は使うだけにしておこうとしみじみ感じます。
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アラビア社の誇る、陶芸家Toini Muona(トイニ・ムオナ)のボウルです。フィンランドではもっとも偉大な陶芸家の一人で、1933年のミラノトリエンナーレ金賞、35年のパリ万博でも金賞、50年代にも数々の賞と栄誉を受賞した、スーパーウーマンです。彼女の作風のルーツは、中国の宋時代の器を学生時代に紹介され、学んだことにはじまります。北欧作家の誰よりも東洋の器に対する興味が強かったようで、40年代から50年代にかけての作品は、息をのむようなナイーブさと繊細さで見る者を魅了します。年を重ねるごとにモダンデザインの色が強くなり、彫刻のような作風に変わっていきました。写真のボウルは確か1940年代のもので、明らかに中国の天目茶椀を意識して制作されています。極厚塗りの釉薬と銅のように輝く班、その間を美しく流れるアイスブルーの釉薬は、強烈な力強さを感じさせつつ極めて繊細で、壮大な宇宙を見ているよう。しかし高台の釉薬はガリガリと削り取られ、見込み部分も釉薬のクレーターがぽっかり空いていたりと、だいぶ荒々しい作り。それでも本人が手書きのサインを入れ、アートピースとした訳はわかるような気がいたします。こんなすばらしい器はモダンデザイン至上類を見ませんし、今後も出てくることは無いと思います。時には神様は面白い悪戯をするものです。(ご売約)
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私の持っている北欧のテーブルウエアで、唯一の柄物がこちら。マリアンヌ・ウエストマンのエリザベスシリーズのカップ&ソーサーです。ウエストマンは、1950年にRorstrandへ入社、1971年まで21年間Rorstrandを代表するデザイナーとして活躍した女性作家です。工業デザインとは何かを良く心得ていた方で、実際に手に持った感覚がとても心地よく、毎日のように大活躍しております。たくさんのコーヒーをたっぷり注ぐことができ、がぶ飲みする喜び。主張しない刷毛を回したラインだけのデザイン。壊れない丈夫な作り。どこかあたたかなフォルム。控えめなお値段。テーブルウエアとは、かくありたいものです。
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ギャラリー北欧器のStockに中園晋作さんの作品をUPいたしました。
作品の細かな表情もご覧頂けると思います。皆様、ぜひご高覧くださいませ。
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百味菜々という1990年に発行された料理写真集です。美しい料理は美しい器に盛りたいという、飽くなき欲求が頂点に達した、バブルの遺産がこちらの本。ルーシー・リー好きならご覧になったことがあるかもしれませんが、北大路魯山人とルーシー・リーの器に料理が美しく盛りつけられています。本のアートディレクターは、西武グループのディレクションでも有名な田中一光。レシピももちろん書かれておりますが、作りたいと思わせないすさまじい緊張感となっておりまして、うまそうというより一つ一つが完全なるオブジェになっております。今では古本でしか手に入りませんが、神保町などでは比較的手に入りやすいようです。宝探しのつもりで見つけてみてください。
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