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ギャラリー北欧器のGalleryにて、
Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)の器、95、96を、
Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)の器、03、04を、
Lucie Rie(ルーシー・リー)の器、07、08を更新いたしました。
またJapanese Galleryにて、
海外の現代作家二人、
Peter Callas(ピーター・カラス)の器、01、02を、
Warren Mackenzie(ウォーレン・マッケンジー)の器、01、02、03を
新たに開設いたしました。
どの作家の作品たちも、お茶に使えそうな作品を選びまして、
正月より撮影、制作をしてまいりました。
新年にふさわしい良い品かと思いますので、
どうぞご高覧いただければ幸いでございます。
新設をいたしました、海外現代作家お二人は、
もはや巨匠クラスのレベルでありますが、
その力量と比べまして、未だ日本ではあまり知られておりません。
共にアメリカ人でありながら、日本の古陶に精通し、
自らの感性を加えつつ、研鑽を積んだ結果、
新しくもたいへんに魅力的な作品を生み出し、
日本人が忘れてしまった陶芸本来の美しさ、
有り様を、思い出させてくれるように思います。
この機会にその深淵を
ぜひご紹介できればと思っております。
こちらも併せまして、是非ご高覧くださいませ。
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昨日より愛知県陶磁美術館にて始まりました、「モダニズムと民藝 北欧のやきもの」展の図録です。230ページを越えるかなり分厚い豪華書籍でして、実は資料として他の陶芸書籍等、欲しいものもあったのですが、この一冊を持って帰るのがやっとでして、何とも有り難い重みの充実本であります。全展示、160作品の写真とそれぞれの解説はもちろんのこと、かなり詳細な時代背景、作家のプロフィールの網羅、工芸雑誌のFORMで掲載された日本との繋がりの記事の翻訳網羅等々、北欧陶芸マニアが泣いて喜ぶ、一生物且つ大充実の内容です。これが2000円ちょっとで手に入るとは、恐るべし日本の美術館。この手の図録は完売をしてしまうと二度と重版がないため、売り切れの前にぜひお買い求めくださいませ。今後は北欧器でもこちらの図録を扱いたいと思っております。
さらに先日ご紹介をいたしました、ミッドセンチュリー 北欧の器―緑青ROKUSHO〈vol.8〉 がAmazonでもご購入いただけるようになりました。展覧会図録とは違った作品が多数掲載されておりますので、北欧陶芸がお好きな方はぜひ、2冊共に揃えていただければと思います。こちらの緑青は、北欧器では既に取扱わせていただいておりますので、お探しの方はどうぞお声掛けくださいませ。全国送料無料で2,520円(税込み)にて販売をしております。
展覧会の出品作品を少々ご紹介です。どうして日本にあるのか不思議なほどの名品たちが数々展示される中、私が一番目を引いたのはやはりコーゲでした。左は日本民藝館所蔵の角鉢、右は宮内庁所蔵の大きな花器。写真では絶対伝わらないコーゲ独特の「質感」がゾクゾクとさせます。陶芸というよりも祭器のような神々しい雰囲気が漂っているところが、コーゲ作品の特徴でしょうか。神様に通じることができる道具を、コーゲには作る力があったように思います。
もちろんフリーベリの作品も。右は京都国立近代美術館所蔵の子供の背丈ほどある大きな花器です。京都国立近代美術館は他にも、北欧作家作品をかなり蒐集所蔵されているようでして、今回の展覧会の目玉級作品はほとんどが京近美所蔵品です。まさに圧巻であります。
浜田庄司や河井寛次郎、北大路魯山人の作品が日本から送られ、それに見入るフリーベリ、リンドベリ、コーゲの写真。右はカイ・フランクの日本での講演の様子等々、普段は見られない一級資料も充実しております。
1月19日に放送の、日曜美術館のアートシーンでも今回の展覧会を紹介するとのことでして、さらに多くの方々に、北欧の陶芸への注目が集まればと期待しております。図録のお写真を眺めるのも良しですが、やはり実物のオーラは違いますので(とくにコーゲです)、この機会にぜひ足を運んでいただければと思います。
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本日より開催の、開館35周年記念 企画展 「モダニズムと民藝 北欧のやきもの」展【1950's-1970's デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド】の開会式に伺うべく、昨日より前乗りしまして愛知県陶磁美術館へお邪魔してまいりました。開会式はたくさんの来客来賓の方々とテープカット等まで、たいへん盛大に行われまして、モダンデザインの北欧陶芸を扱う一人として、このような大きな展覧会が開催されるとは、まさに夢のような感無量の一時でございました。皆さん真剣に、一つ一つの作品をご覧になっておりまして、さらに大御所の方々があれやこれやと、作品に意見を述べている様子は、ようやく北欧の陶芸が世界一厳しい眼を持つであろう、日本の陶芸の世界でも評価をされる第一歩かと、しみじみ感じた次第であります。企画・構成で2年前から活動をされておりました、学芸員の長久さんには改めまして御礼を申し上げます。愛知県陶磁美術館は、愛地球博が行われたすぐ横の、広大な土地にどどーんと位置しておりまして、最寄り駅から敷地入り口まで徒歩で1キロ弱、さらに本館入り口まで1キロ弱と、まるでハイキングの如く、その広さは他の追随を許しません。雰囲気は、関東ですと八王子の山を一つ買い取って、すべてを美術館にしてしまった感覚でしょうか…。とにかく広大でダイナミックであります。この北欧の器展以外にも常設展も圧巻でして、常設展でありながら、世界の陶芸の歴史と作品を一気に見ることができるのは当然で、一番奥にある日本全国の窯の陶片展示は、もはやその存在が国宝級。これだけで一冊本ができる充実ぶりですが、あまりの情報量に脳が破裂してしまいます。本館以外にも西館やら他の館は全く見ることが出来ず、一日では到底網羅できませんので、ぜひ数日のご旅行にて楽しんでいただきたいと思います。また今回の北欧の器展の図録が、たいへんに重厚で凄いものですので、また明日ご紹介をさせていただきます。
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新年、明けましておめでとうございます。
本年もなかなかお目にかかれない、
選りすぐりの品をご紹介できますよう、さらに日々精進いたします。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
また皆様には、本年も大きな福が参りますように
慎みましてお祈り申し上げます。
ギャラリー北欧器
嶌峰 暁
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