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デンマークはアネ・バーンの釉流れの表情が良い、味のあるお碗作品です。アネ・バーンは以前よりご紹介をちょこちょこしておりますが、改めまして略歴をご紹介いたしますと、1901年生まれでデンマーク王立美術館で彫刻を学んだのち、1925年のパリ万博、通称アール・デコ博覧会において、兄のジェイコブと共にデンマーク・パビリオンのディレクションを務めております。1925年から30年は、ホルムゴー・グラスワーク社でストーンウエアの制作をはじめ、同時に25年からロイヤルコペンハーゲンに在籍した陶芸家カール・ハリアーと共に自身のスタジオも立ち上げており、1931年より51年まで自分のスタジオで作陶を行っております。アネ・バーンの作品たちのほとんどがこの20年に作られたものが中心で、今回のお碗もその時のものですが、所謂アネ・バーンスタイルではない珍品でもあります。
アネ・バーンは轆轤成型ではありませんが、モデリングのように、轆轤台を回して制作をしていたと考えられ、まるで彫刻を作っていくかの如く、一つ一つ形作られたその雰囲気はかなり独特でもあり、ズシリとした石のような重みもありまして、他にはない重厚感のある佇まいが特徴です。口縁に虫や蔓、葉などの銀細工を思わせる装飾があしらわれていたり、エンタシスの柱のように鎬が彫られたものが代表的な形ですが、こちらは、まるで輪花鉢のように口縁に凹凸があり、茶の釉がしっとりと流れる東洋的な器の要素がふんだんに盛り込まれております。このような作品は大変に珍しいものですが、時よりふと現れるもので、出てまいりますと本当に嬉しいものです。以外に手取りもかなり軽く、見立てでお茶碗としても楽しめるもので、この釉流れがなんとも美しく、良いお碗の作品と思います。
AB20161128 アネ・バーン 茶釉輪花鉢 高さ5.5cm 幅14.5cm (ご売約)
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今週末の11月26日(土)の16時〜、渋谷の宮益坂上近くにありますバーのスタンド7にて、~知られざるミッドセンチュリーの陶芸美術~「アート価値の高いベルント・フリーベリの発掘」と題しまして、ギャラリートークをさせていただくことになりました。当日はスライドショーをご覧いただきつつ、ベルント・フリーベリについて色々とお話をさせていただく予定でございます。フリーベリのお品物もお持ちする予定でございまして、お話の後は即売もさせていただきます。まだフリーベリをご存知でないお方から、じっくりフリーベリのことを知りたいお方まで、お酒をちょっと飲みつつ楽しんでいただければ幸いでございます。
ギャラリートークは予約が必要でございまして、お手数ではございますが、スタンド7のメールアドレスまで参加申し込みの旨をお願いいたします。当日もしお席があれば飛び入りでも大丈夫とのことですが、すでにお席のご予約をいただいておりまして、残り若干名様空きがあるとのことでございます。参加費は3,000円でワンドリンク付きとなっております。
ギャラリートークは初の試みではございますが、少しでもこの機会にベルント・フリーベリの美しさや面白さを知っていただければ幸いでございます。
ギャラリートーク
~知られざるミッドセンチュリーの陶芸美術~「アート価値の高いベルント・フリーベリの発掘」
PLACE|スタンド7
DATE|2016年11月26日(土)
OPEN|16:00〜17:30
ADDRESS|東京都渋谷区渋谷2-8-11 1F
ACCESS| JR 東京メトロ 渋谷駅徒歩10分
TEL|03-6427-9885
受付開始は15分前より
・参加費3000円(お飲み物が1杯つきます)、当日現金にてお願い申し上げます。
・参加のお申し込みに関してはメールでその旨ご連絡くださいませ。
stand7@icloud.com
船木 かおり宛
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本年も本当に早いもので11月も半ば、
そろそろ年末の風も感じ始めてまいりましたが、
如何お過ごしでございましょうか。
さて、ギャラリー北欧器のGallery、そしてJapanese Galleryにて、
Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)の器、119〜124を、
Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)の器、 21〜30を、
Axel Salto(アクセル・サルト)の器、16〜19を、
Danish Pottery(デンマーク陶芸)の器、8〜10を、
Glass Gallery(デンマーク陶芸)の器、29〜32を、
朝鮮古陶磁の器、12、13と、日本古陶磁の器、6を、
物故巨匠作家の器、6〜9を更新いたしました。
本年もたくさんのお品物たちに出会いまして、
今年の総決算とも言えます、大幅な更新と相成りました。
私にとりましては、大振り小振り、希少性など関係なく、
どれも一番と自負しております、愛らしい名品たちでございまして、
こうしてたくさんのお品物を扱えますのも、
日頃より、皆々様にご愛顧いただいております賜物でもございます。
改めまして、本当に感謝と御礼を申し上げております。
こうして撮影をいたしまして、ご紹介をさせていただくのも、
器たちへのささやかな御礼でもございまして、
末長く多くの皆様に逸品たちをご覧いただければ、
少しは私も器たちのお役に立てたと、心休まります。
初めてご覧になられる方も、大歓迎でございまして、
ぜひこの時代独特の、巨匠たちの意気込みを、
少しでも感じていただければ幸いでございます。
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