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デンマークのビングオーグレンダール製陶所に所属した作家、クリスチャン・ポールセンの表情の良い碗作品です。こちらの作品は40年代の作品と思います。
ピングオーグレンダールは、ロイヤルコペンハーゲンとともに、デンマークの2大窯として一世を風靡した製陶所ですが、後にロイヤルコペンハーゲンに買収をされました。19世紀末より画家や彫刻家を雇い、東洋を感じさせる陶芸作品を生み出した、時代の先駆けとして知られておりり、サクスボーのナサリー・クレブスやグナー・ニールンド、そしてアクセル・サルト等、数多くの才能あある作家がキャリアをスタートさせた重要な製陶所でもあります。
ポールセンもその一人でして、以前にご紹介をしました、ピングオーグレンダール所属のエッベ・サドリンやグーテ・エリクソン、ボーデ・ウィルムセン、カシンカ・オールセンなどの20年代から40年代に活躍した、黎明期の巨匠たちと肩を並べて在籍をしており、後にはロイヤルコペンハーゲンにも在籍をする傍、自らのスタジオを開窯し陶芸作品を制作しました。ポールセンの詳細な略歴は不明ではありますが、シンプルな釉と柔らかい曲線、サルトにも似たモダンで尖った陽刻の文様が美しく、その才能はすば抜けて優れていたものと感じさせる作品ばかりです。ほとんどが花器の作品ですが、こちらは希少で貴重な手取り良い碗作品で、青磁のように細かく貫入の入った素地に、辰砂のような赤い釉がドバッと勢い良く掛けられたもので、その表情の美しさと緊張感、集中力は思わずハッとさせられ、目を見張るものがあります。
CP201701 クリスチャン・ポールセン 辰砂碗 高さ6.5cm 幅13.2cm (価格はお問い合わせください)
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昨年末に渋谷のバー、スタンド7のギャラリートークでお会い致しました宗玉先生のお誘いで、フリーベリ茶会を是非とのことで、不躾ながら初釜にお邪魔をして参りました。濃茶から始まり、薄茶では宗玉先生やお客様、そして私がお持ちした、フリーベリのお碗をお茶碗に見立てまして、先生にお点前をいただきました。フリーベリの極薄手のウネリのある口縁が、お茶の味をシャープに、そして飲み口もすっと口元に入ってくるように感じさせ、その新しい感覚に皆様大変に驚かれておりました。手のひらに乗る幻のミニミニチュアを床の間に設えていただき、これもまた有難いもので、冷泉為則のお軸と北欧の器がまさか共演するとは思ってもみませんでした。これだけたくさんのフリーベリのお碗を、お茶碗に見立てまして開かれるお茶会は初めてでして、これからもぜひ、宗玉先生にお願い出来たらと思います。
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新年、明けましておめでとうございます。
本年も良いお品たちをご紹介できますよう、
さらに日々、精一杯精進をさせていただきます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
また皆々様におかれましても、
本年も大きな大きな福が参りますように、
慎みましてお祈り申し上げます。
ギャラリー北欧器
嶌峰 暁
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