2025 | 11_8 | Saturday
ISSHIN TANISAKI 「FEEL」於LURF GALLERY

昨日11月7日から代官山のLURF GALLERYさんにてISSHIN TANISAKI「FEEL」の展覧会が始まりまして、初日のオープニングにお邪魔してまいりました。今回は原点でもある風景を中心に、渦の集合体「ボルテックス」や二つをミックスした新作など数々発表されております。谷崎一心さんの作品は、静かですが心に迫るように訴えてくる不思議な作品ばかりです。デンマークの博物館級の家具に囲まれた中での、素晴らしい会場の様子を少しご紹介させていただきます。








一階ではコーア・クリントの家具をメインにポール・ヘニングセンのランプまで、1910年〜30年代頃のオリジナル家具が揃った空間で作品展示が楽しめます。カフェも併設されており、クリントの家具に座りながらの贅沢な空間で作品が楽しめるのも醍醐味です。とにかくこのボタニカルの風景の絵が最高で、どんなお部屋の家具との相性も抜群です。実は北欧の器を収集する前に、北欧家具にこういったボタニカルの絵や写真を飾って取り合わせしようと思っていたのですが、探しても良いものがなかなか無く諦めていた所に、谷崎さんの作品に出会い、今回さらにこの一連の作品群が目の前に現れました。まさに奇跡なのか何なのか。自分が追い求めてきた絵が今この目の前にあるという偶然が果たしてあるのでしょうか。。。谷崎作品は、いわゆるオーセンティックな風景画ではなく、現代的かつ都会的で、ありそうでない新しいタッチの画風がとても魅力的なのです。私も自宅に飾っている、渦のボルテックス作品は、今回はキャンディーの様なカラフルさを感じさせる新作揃いで、こちらもすぐに家に持って帰りたくなります。






二階では、大空間で遠目に大作を中心に作品を楽しめます。先日の北欧三巨匠の「Resonance」展でも北欧陶芸作品が美術館の様な展示となりましたが、今回も美術館での展覧会の様相です。会場内ご紹介したい作品は数あれど、すぐ上のお写真のモネの様な絵が兎に角素晴らしいのです。その他の作品はぜひ会場にて間近に、そして少し距離を置いて遠目からもご覧くださいませ。1ヶ月ほどの12月7日(日)までの会期ですので、ぜひお立ち寄りくださいませ。私もまた伺う予定です。
|-|
< ブログトップ
< ブログアーカイブ
