2025 | 12_16 | Tuesday
「Dialogues in Form 北欧陶芸とフレンチヴィンテージ」が始まりました

12月13日(土)から12月26日(金)まで青山にあります招待制のアートサロンSCÈNEさんに於きまして、「Dialogues in Form 北欧陶芸とフレンチヴィンテージ」が始まりました。プレビューよりたくさんの皆様にお越しをいただきまして、ご案内させていただき大変に光栄でございました。今回は初めての試みでもあります、北欧陶芸のWilhelm Kage(ヴィルヘルム・コーゲ)とBerndt Friberg(ベルント・フリーベリ)作品たちが、Andre Sornay(アンドレ・ソルネイ)、Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)、Pierre Chapo(ピエール・シャポ)、Christian Durupt(クリスチャン・デュラプト)、Marcel Gascoin(マルセル・ガスコアン)などのフレンチモダンビンテージの家具たちと取り合わせた空間を構成しております。
フレンチモダン家具たちは浅草にあります今話題のギャラリー、es quart galerieの鈴木さんセレクトです。北欧の家具は角が尖っているものが多く、意外とシャープな雰囲気の作品が多いのですが、フレンチモダンは角が全て丸く柔らかい作りで、木目も品のある落ち着いており、尚且つエレガントな佇まいがとても魅力的でした。器をこれらの家具の上に展示した時点で、素晴らしい展覧会になると確信いたしましたが、こうしてお写真を拝見しますとまさに圧巻の風景となっております。私の撮影したお写真より、SCÈNEさんがお願いした、ジェエリーデザイナーの笹ヶ瀬皐さんのお写真が素晴らしいので、笹ヶ瀬さんフォトにて会場風景を少しご紹介させていただきます。やはりお写真は物売りが撮るよりもアーティストが撮られると全く違ったものになります。



ご説明不要の、美しい会場内です。Andre Sornay(アンドレ・ソルネイ)の大きなキャビネットも場所があれば欲しい逸品です。ソルネイ自身の事務所で使用した珍しい作品とのこと。凄みを感じるのですが、かなり高貴なオーラを纏ったエレガントな気品さがあります。またCharlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)のテーブルにコーゲ作品たちがとてもよく合いました。フリーベリはやはりどの作家にも合う、オールマイティさが魅力でしたが、私は特にMarcel Gascoin(マルセル・ガスコアン)のウォールキャビネットたちに並んだミニチュア作品に惚れ惚れしております。ガスコアンの作品はシンプルながらも美しく柔らかな佇まいで、フリーベリ作品との色や形の取り合わせが特に引き立ちました。これらは棚ごとセット売りもしておりまして、できれば全部持って帰りたくなります。
SCÈNEさんでの「Dialogues in Form 北欧陶芸とフレンチヴィンテージ」は12月26日(金)までの会期となっております。月曜日と、本日火曜日はお休みですので、ご注意くださいませ。今回の会期中、水曜日と金曜日はご予約制で、木曜日と土日はどなたでもご来場いただけるパブリックデイとなっております。この素晴らしい景色をぜひ、少しでも多くの皆様にご覧いただきたいと思っております。師走のお忙しい時期ではございますが、是非ご高覧をいただければ幸いでございます。
「Dialogues in Form 北欧陶芸とフレンチヴィンテージ」
Date : 2025年12月13日(土)ー12月26日(金) 12:00 - 18:00 ※ご招待、ご予約制
Closed : 月、火、祝祭日
Publicday : 木、土、日 ※どなたでもご予約なしでお越しいただけます
Venue : SCÈNE 〒107-0062 東京都港区南青山3-15-6 Ripple Square D-B1
Ceramic : Berndt Friberg, Wilhelm Kåge (ギャラリー北欧器) A to Z
Furniture : Andre Sornay, Charlotte Perriand, Christian Durupt, Isamu Kenmochi, Marcel Gascoin, Pierre Chapo, Roger Capron (es quart) A to Z
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